ポマリドミド+デキサメタゾン療法でB型肝炎ウイルス再活性化の可能性

ポマリドミド+デキサメタゾン療法でB型肝炎ウイルス再活性化の可能性

B型肝炎ウイルス(HBV)既感染患者 において、ポマリドミド+デキサメタゾン療法後、まれながらHBVが再活性化した症例が報告された。

2017年3月1日、ポマリドミド(商品名:Imnovid)の承認取得者であるCelgene GmbH社は、Swissmedic(Swiss Agency for Therapeutic Products:スイス医薬品局)との協議において、HBV既感染患者でポマリドミド+デキサメタゾン療法後 、まれながらB型肝炎ウイルスが再活性化した症例が報告されていることを伝えた。これらの症例の一部では、急性肝不全にまで進行し、ポマリドミドが中止された。

B型肝炎ウイルス感染の状態は、ポマリドミド治療開始前に評価しなければならない。

検査でB型肝炎ウイルス感染陽性だった場合、患者がB型肝炎ウイルス 感染症の治療経験のある医師に相談することが推奨される。

B型肝炎ウイルス既感染患者に対しポマリドミドをデキサメタゾンと併用する場合は、特に注意が必要である。

既感染患者は、治療期間中、HBV感染再活性化 の徴候や症状がないか注意深く観察されるべきである。

翻訳担当者 太田奈津美

監修 野﨑健司(血液腫瘍科/国立がん研究センター中央病院)

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