アバスチン-Avastin (bevacizumab)安全性情報
原文
腫瘍医、その他の医療従事者向け
FDAとジェネンテック社は、医療従事者にアバスチンのラベルの警告、注意、有害事象、投与量と投与方法のセクションの改訂を通達した。静注5-FUベース化学療法と併用で用いられるアバスチンは、転移結腸直腸腺癌患者のファーストライン治療に適応されている。化学療法とアバスチン併用投与患者は化学療法のみの患者に比べ、脳梗塞、一過性脳虚血発作、心筋梗塞、狭心症などの動脈血栓症状が起こる確率が高い。死亡にいたる症例もある。 ランダマイズ、active コントロール試験で、化学療法併用アバスチンの使用は動脈血栓障害の確率が高かった(4.4% vs. 1.9%)。化学療法併用アバスチン患者で脳血管動脈障害 (1.9% vs. 0.5%)と、心血管動脈障害(2.1% vs. 1.0%)が多く発症した。さらに、血栓リスクは年齢(65歳以上)と相関関係があった。これらの障害リスクは、転移結腸直腸癌患者の全生存率を上げるアバスチンの効力と照らし合わせて考慮されるべきである。 [January 5, 2005 – Letter – Genentech]
【免責事項】
当サイトの記事は情報提供を目的として掲載しています。
翻訳内容や治療を特定の人に推奨または保証するものではありません。
ボランティア翻訳ならびに自動翻訳による誤訳により発生した結果について一切責任はとれません。
ご自身の疾患に適用されるかどうかは必ず主治医にご相談ください。
大腸がんの関連記事
2026年1月29日
ASCOの見解(引用) 「疲労は、がんサバイバーが直面する頻度の高い課題の一つです。本縦断的研究により、早期の大腸がんサバイバーにおいて、身体活動量の増加は生活の質(QOL)の向上につな...
2026年1月28日
ASCOの見解(引用) 「GLP-1受容体作動薬は、痩身効果以外にもさまざまな利益をもたらす可能性がある。今回の知見は同薬が、がん予防治療戦略においても重要な役割を担う可能性を示...
2026年1月19日
ASCOの見解(引用) 「化学療法、免疫チェックポイント阻害薬アテゾリズマブ、そして分子標的治療薬ベバシズマブの併用は、ミスマッチ修復欠損または高頻度マイクロサテライト不...
2025年12月15日
メモリアル・スローン・ケタリングがんセンター(MSKCC) 要約記事 米国シカゴで2025年4月27日に発表された臨床試験の新たな結果により、免疫チェックポイント阻害薬が一部のがん治療に...
2025年10月1日
● 前臨床試験により、大腸がんの転移と、砂糖入り飲料に含まれるブドウ糖と果糖の混合物との関連性を示す初の直接的な証拠が得られた。
● 大腸がん患者における主な死亡原因は転移である。
● ほ...
2025年8月1日
ダナファーバーの専門家らが、50歳未満における大腸がん、膵臓がん、食道がん、その他のあまり一般的ではない消化器がんの発生率上昇を報告し、次の重要なステップを指摘
ダナファーバーがん研究...
2025年7月28日
アスピリンは、世界で最も古く、そして最も一般的な薬剤のひとつであり、その歴史は古代にまでさかのぼる。アスピリンの主成分は、癒し効果があるとして何千年もの間利用されてきた柳の樹皮から最初...
2025年7月16日
ASCOの見解(引用) 「この臨床試験は転移性大腸がんの分子生物学的および遺伝的特徴に基づくより個人に合わせた治療アプローチへの進展を継続的に推進しています。本試験はBRAF V...